
昭和の⾵情が残る街、釜⽯市を舞台に⽇本を元気にする
⼈情喜劇映画の誕⽣︕
釜⽯でラーメン屋「⼩川⾷堂」を営む⽗と妹の所に、3 年前に家を⾶び出して⾳信不通だった⻑⼥・正実(井桁弘恵)が突然帰ってきた。戻って早々厨房に⽴つ妹・仲良(池⽥朱那)に「おめえなんかにお⺟ちゃんの味は出せねえ!」と⾔う始末。東⽇本⼤震災で⾏⽅不明になった⺟・正恵(佐伯⽇菜⼦)の代わりに、⽗・剛志(利重剛)が店を継いでいた。仲良は病気がちな剛志を助けて厨房に⽴っていたのだ。姉妹の衝突が続いたある⽇、剛志がついに倒れ、⼊院することになる。そこで正実は「小川⾷堂」が町の⼈たちにとってとても⼤切な場所になっていたことに気づくのだった。
そんな折、⼈気ユーチューバー・マリリン(⽊⽉あかり)が現れ、東北ご当地ラーメンのベストテン企画で「小川⾷堂」のラーメンを取り上げたいと⾔う。正実は「よし!おまえらに最⾼の⼀杯を⾷わせてやる!」と挑戦を受けた。こうして、姉妹は⽗の⼿を借りずに、⼆⼈で⺟の味に迫るべく、最⾼の⼀杯を⽬指した奮闘が始まる!