
芳根京子×髙橋海人 初共演
「人生を交換したのが、君でよかった。」
高校1年生の夏、体が入れ替わったふたり。初恋、卒業、進学、就職、結婚、出産、親との別れ…。15年間、互いの人生を生きてきた彼らが選んだ未来とは――
高校1年生の夏、坂平陸と水村まなみは、プールに一緒に落ちた翌朝、体が入れ替わってしまう。必ず元に戻ると信じ、家族にも秘密にすると決めた二人。だが、“坂平陸”としてそつなく生きるまなみとは異なり、陸はうまく“水村まなみ”になりきれず戸惑ううちに時が流れていく。もう元には戻れないのだろうか。“自分”として生きることを諦め、新たな人生を歩み出すべきか ――。迷いを抱えながらも二人は、さまざまな人生の転機を経験していく。しかし、入れ替わったまま15年が過ぎた30歳の夏、まなみは「元に戻る方法がわかったかも」と陸に告げる…。
